ベビーリーフを徹底的に楽しむ 大人の自由研究

こんにちは、Mindyです!

家庭菜園を初めて数か月、ベビーリーフが育つ姿を見て純粋に感動しております。。色々な種類の葉っぱが育ってそれぞれに個性が合って可愛い可愛い。。!今なら楽しく小学校の自由研究が出来そう。。小学生に戻してくれ~~~~。

ということで、今回はベビーリーフの種を使ってなんちゃって自由研究をしてみました♪

研究タイトル

『種の見た目から野菜の種類を同定できるか』

研究の背景

私が購入したベビーリーフの種(アタリヤ農園金の種シリーズ)には、10種類の野菜の種がミックスされています。実際、計9種類が収穫できました。

写真左から、マスタード、小松菜、コールラビ?、タアサイコールラビ赤?、ルッコラ、水菜、マスタードです。1番右の葉は何か分かりません。

この中でルッコラがダントツで美味しく感じたのですが、なんと2株しか育たなかったのです!

そこで、ルッコラの種を見分けられればルッコラを多めに育てられる!と思い、どの種からどの野菜が育つか調べたいと思いました。(結局結果を待てずにルッコラの種を購入してしまったんですが笑)

実験材料

・A4サイズ水切りトレー(ダイソー

・ヤシガラ(ダイソー

・不織布

・液体肥料 ハイポニカ

・ベビーリーフとリーフレタスの種(アタリヤ)

実験方法

見た目(サイズ、色、形)によって分類した種を、1区画に1種類の種を撒き、水耕栽培で育てた。

なお、今回の栽培条件で育つ野菜の種類を確認するため、また、分けた種の中に入らない種類がないか確認するため、仕分けしなかった種のmixtureも同時に栽培した。

ダイソーで購入した増える土(ヤシガラ)に水をかけ、ふやかし、培地とした。

吸水し大きくなるヤシガラ

水切り籠に不織布を敷き、ヤシガラを5cmの厚さになるように入れ、溝を付け区画分けした。

分類した種をそれぞれの区画に撒いた。

Sowed baby leaves' seeds
左は一緒の日に種まきしたミニトマト

アブラナ科は光嫌性の種子であるため、種にヤシガラを0.5cmの厚みでかぶせた。

発芽後は液体肥料をトレーに入れて、培地が常に湿るようにした。

根が不織布から出てきたら、液体肥料の水位を下げ、根が水に浸かる程度にした。

実験結果

ビーリーフ・リーフレタスの種の仕分け

ビーリーフは10種類の野菜が混ざっていますが、見た目からは6グループまでしか分けられませんでした。正直種が小さすぎるし大して見た目に差が無かったため、大変に面倒な作業でした。。何で自分はこんなことを始めてしまったのか、、そもそも種自体に個体差もあろうに。。。などと、後悔したものです。

リーフレタスは5種類がミックスされていました。取りあえず白と黒に分け、白は細長いものと太短いものに分けました(下図)。黒は見た目に差が無く、というより面倒になったのでグループ分けはしませんでした。

上:レタス白細長、下:レタス白太短

区画の番号と種の割り当ては以下の通りです。両脇にレタスの種を撒き、一番下の列は仕分けをしていないベビーリーフの種を撒きました。

sorted seeds

成長を見守る

baby leaves day11
day 11

種まきから11日目、いろんな顔をした双葉が育ちました。すでに区画ごとに生えている野菜の種類が違うことが見て取れますね。②には紫の双葉、③には黄緑色の双葉がかたまっていました。①と⑥は両方ともレタスの白い種なのですが、双葉の色が全然違います。思いのほか、ちゃんと選別できていたことが分かります。

baby leaves day23
day23

種まきから約3週間、こんなに葉が茂っていました。葉っぱの個性がより出てきましたね。本葉が出て、どの野菜か見分けやすくなりました。前回2株しか育たなかった水菜が多く育ちました!かなり込み合っているので、適度に間引きました。

baby leaves day30
day30

種まきから1か月、どの区画に何の野菜が育ったのか明らかになりました。

  1. ロメインレタス
  2. マスタードリーフ&謎の葉っぱ
  3. ルッコラ
  4. ルッコラコールラビ赤?
  5. 3種のフリルレタス
  6. 赤フリルレタス
  7. コールラビ?&水菜&小松菜&ターサイ
  8. 水菜&小松菜&ターサイ
  9. 水菜&小松菜&ターサイ&レッドマスタードコールラビ赤?
  10. 3種のフリルレタス
  11. マスタードリーフ&謎の葉っぱ&ルッコラコールラビ?&水菜&小松菜&ターサイ&レッドマスタードコールラビ赤?(計9種類)
baby leaves day45
day45

間引きしながら育てると、1か月半でこんなに株が大きくなります。

結論

始めたときは全く期待していませんでしたが、見た目で種を分類することはある程度できる、ということが分かりました。

特に、マスタードリーフとルッコラは高確率で見分けることができました。

また、レタスに関しても、白細長はロメインレタス、白太短は赤いフリルレタス、黒い種は他3種であることが判明しました。

感想

なんちゃって研究ですが、思いのほか上手くいって嬉しかったです。また、4月5月と暖かい時期に栽培したため、成長も早く沢山収穫出来て良かったです。

気温が上がってアブラムシが増えてきたので、ベビーリーフは秋から栽培を再開したいと思います!

季節や栽培条件によって良く育つ野菜の種類が違うのが面白かったです。結局9種類しか育たなかったので、残りの1種類は次回の栽培で発見したいと思っています!