南インドのお米のクレープ,ドーサの作り方

ナマステ!Mindyです♪

Mindy
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私の夫はインド人です。ラッキーなことに、私の義母はお料理上手で、すっかり胃袋を掴まれてしまいました。

今日は、義母に教わった南インドの朝食、ドーサ(Dosa)の作り方を書いていきたいと思います。

ドーサの生地は作るのが少し面倒です。そのうえ、なかなか上手く発酵してくれません。ですが、良い材料を使えば発酵していなくても美味しいので、ぜひ挑戦してみてください!

ドーサとは

ドーサとは、お米と豆をすりつぶした生地を発酵させて作るクレープのようなものです。インドの中でもお米が良く採れる南のお料理です。塩味です!

日本では知名度の低いドーサですが、味・栄養素共に優れています!

  1. カリカリちょいフワ食感で美味しい!日本人好みの味。
  2. 動物性の食材を使わないのでベジタリアンヴィーガンの方におススメ!
  3. 豆を使うのでたんぱく質も摂れます。
  4. 小麦粉を使わないのでグルテンフリー。小麦アレルギーの方におススメ!

小麦アレルギーの方必見です!!

ドーサを初めてインドで食べた時に、あまりの美味しさに感動しました。そして、今日初めてドーサを食べた両親もほぼ同じ反応でした。ですから、かなり日本人ウケする味なのだと思います!

ドーサは、ポテトマサラ(カレー風味のジャガイモ)と一緒に食べることが多いです。やみつき本場のポテトマサラはこちら♪

ドーサの材料(3-4人分)

  • 長粒米     1と1/2カップ
  • ウラドダール  1/2カップ
  • ひよこ豆    大さじ1
  • 塩       小さじ1
  • フェヌグリーク 小さじ1/2(省略可)
左)ウラドダールとひよこ豆、右)長粒米

お米について

お米は必ず長粒米を使ってください。私は国産の長粒米、ホシユタカを使いました。味と香りは普通の日本のお米みたいで、美味しい品種です。

ホシユタカについて詳しく書いてあるページです↓

https://www.chillaxingplace.com/fried-rice/

ジャスミンライスやバスマティライスなどの香り米は、普通ドーサには使いません。

日本の普通のお米(単粒米)は粘り気があるので、ドーサには向きません。

ウラドダールについて

ウラドダール(urad dal, ウラド豆、ブラックマッペ)はケツルアズキとも呼び、小豆の仲間です。青臭い小豆みたいな感じです。

インドではよく食べらていて、ベジタリアンの貴重な蛋白源となっています。日本ではモヤシとして食べられています。

ドーサには皮をむいたものを使ってください。本来はwholeが好ましいらしいですが、見つからなかったので半割れのものを使いました。

ウラド豆が余ったら、こちらもおススメ♪

ドーサの作り方(浸水1晩、調理10分)

1.お米を洗い、4時間以上浸水させます。

2.ウラドダールとひよこ豆も洗って、4時間以上浸水させます。

  *お米とは分けて浸水させてください。

3.お米と豆類ザルにあげ、水をよく切ります。

4.お米をミキサーでペースト状にします。その際、ミキサーが回る程度に少しづつ水を足してください。100mL程度が目安です。ミキサーに負担がかかりすぎない様、注意してください。

5.同様に、豆類をミキサーでペースト状にします。水を少しずつ足していってください。100mL程度が目安です。

6.4と5を混ぜ、生地が固ければ水をさらに加える。

落とした生地の形が残る程度のかたさに調節

水を入れすぎない様に注意してください。生地がサラサラだと発酵しなくなります。

失敗例。水を入れすぎて粘度が低い生地に。

7.一晩室温に置き発酵させる。気温が低い時(20℃以下)は、塩を先に加え発酵を促す。気温が高い場合は塩は後で加える。

失敗例。粘度が低く発酵しなかったドーサ生地
dosa batter fail
失敗例。気温が低すぎて発酵しなかった生地

8.焼く分だけ生地を別のボールに取る。水を生地の半量程度加え、よく混ぜる。塩を加えていなかった場合は、ここで加える。

9.熱したフライパンに生地を落とし、お玉の底で生地を広げる。

フッ素加工のフライパンを使うと生地が剥がれやすくて楽です。

8.生地の周りに油を垂らす。生地が剥がれやすくなり、カリカリになって美味しいです。

焼きたてを食べたいのでホットプレートを使いました。

9.端が茶色くなったらひっくり返す。

10.焼けたらすぐ食べる!これが一番重要!冷めると美味しくないです。

カリッと焼きあがったドーサ

余った生地は、冷蔵庫で1週間保存可能です。

義母の作るドーサは冒頭の写真のようにフワフワで端がクリスピーなのですが、こちらは発酵に失敗したせいかクリスピーな部分が多かったです。レストランのドーサのような見た目で、むしろ成功のような気がしますが(´・ω・`)ですから、発酵しなくてもガッカリしないで下さいね!

ドーサは忙しい朝にピッタリ!

ドーサは南インドでは朝食として食べられています。ドーサが朝食に向いているのは、

  • ドーサの生地は、冷蔵庫に入れておけば1週間持つ
  • 焼き時間は約1分と短時間
  • 炭水化物・食物繊維・たんぱく質が一度に摂れる

義母は日曜日に沢山ドーサの生地を用意して、1週間分の朝食に使っていました。

ドーサは生地作りが骨が折れますが、食べてみると作ってよかったなと思えるほど美味しいです♪

ぜひ、お試しください(=゚ω゚)ノ