インドのチーズ、パニール(Paneer)を作ってみた!

なますて~Mindyです!先日、インド人の義母がパニールのカレーを作ったよ~と写真を送ってくれました。パニールとはインドのチーズで、とっても美味しいんです。私もパニールが食べたい!と思ったのですが、日本でパニールなんて買えないですよね。そこで、牛乳から手作りしてみました!

残念ながら、初めて作ったパニールはインドで食べたものと全くの別物に仕上がってしまいした(汗)ですが、ミルキーでフレッシュで濃厚で、とっても美味しかったんです!これはこれで全然アリ~と思いました。

そうそう、流行に後れている気もしますが、パニール牛乳の大量消費にも良いですよ~!

パニールとは

パニール(Paneer)とは、インドで伝統的に食べられているフレッシュチーズのことです。先日インドのチーズは美味しくないと書きましたが、美味しくないのはプロセスチーズで、パニールはとても美味しいです。

パニールは、発酵させないフレッシュチーズです。牛乳に酸(レモン汁 or 酢 or ヨーグルト)を加え、凝固したものを固めたものです。つまり、カッテージチーズの水分をさらに切り、硬くしたものですね。

パニールは、カレーやビリヤニ(インドの炊き込みご飯)の具として使われます。お肉やお魚と同じ立ち位置です。

お義母さん作の絶品パニールピラフ

実はわたくし、パニールを食べ慣れるまでは淡泊な味だな~と思って、特に興味はなかったのですが、気が付いたら好きになっていました。ミルキーでとても美味しいです。インドでは野菜中心の食事が多かったので、パニールが出るとテンションが上がりました!

パニールの材料(作りやすい量)

パニールの材料はとってもシンプル!

  • 牛乳    1L
  • レモン汁  適量(今回は大匙2使いました)

この2つだけです。

低脂肪乳は避けて下さい。低脂肪乳だとほんの少ししかパニールが出来ません。

*レモン汁以外に、酢やヨーグルトでも作れますよ。

パニールの作り方

1.お鍋に牛乳を入れ、沸騰するまで火にかける。

2.牛乳が沸騰したら、火を止める。

3.レモン汁を少しずつ加え、かき混ぜる。(入れすぎると酸っぱくなり、ぼそぼその食感になるので注意)

液体が白いのでもう少しレモン汁が必要です。
このくらい液体が透明になったらOK。

4.牛乳が凝固し液体が透明になったら、それ以上凝固が進まないように氷を入れる。(省略可)

5.ボールの上にザルを置き、ふきんをのせ、4を入れ、水分(ホエ―)を切る。

6.パニールを水で軽く洗い、余計な酸味を除く。

7.ふきんを絞って水気をさらに除く。ホエ―も栄養たっぷりなので捨てないでくださいね。

水切り中のパニール(左)とホエ―(右)

8.パニールに重しを乗せ、さらに水を切る。

*私は2kgの重しを乗せましたが、軽すぎたようで、柔らか~いパニールになってしまいました。最低3kg、30分で水切りしたければ10kgくらい必要なようです!

こんな感じに仕上がりました~。2時間くらい水切りしたのですが、木綿豆腐くらい柔らかいです。本来であれば島豆腐よりも硬いのですが。。

完成した柔らかパニール

本当は何グラムのパニールが出来たか量りたかったのですが、測定する時間も気力がありませんでした(汗)

ホエ―の活用法

今回、1Lの牛乳から500mL以上のホエ―が取れました。ホエ―は捨てないでくださいね!ホエ―はたんぱく質・ビタミン・ミネラルが豊富でとても体にいいんですよ!!

出来立てのホエ―をそのまま飲んでみたところ、酸味は無くほんのり甘かったです。ヨーグルトのホエ―とは味が違います。

・スムージーやジュースに加える

我が家では毎朝スムージーを飲んでいるので、そこに入れて消費しようと思っています。

・ホエ―レモネードにする。

ホエ―はそのままだとちょっとボケた味なのですが、レモン汁・はちみつ・氷を入れて飲むと、とっても美味しかったです。体の中から綺麗になりそうなお味でしたよ笑

この他にも、パンや焼き菓子に入れたり、リコッタチーズを作るのにも使えるそうです。化粧水にも使えるそうですよ~。

さて、次回はこのパニールを使って作ったカレーについて書きたいと思います♪意外や意外、この柔らか失敗パニールで作ったPaneer Butter Masalaは凄く美味しかったです。。。!