7月に種まきできる野菜:人参 種まき編

こんにちは~Mindyです!さて、前回インゲンの種まきについて書きましたが、実はインゲンだけでなく人参も同時に種まきしたんです♪人参は新鮮な葉っぱと一緒に天ぷらにすると美味しいんですよね~。ですが葉っぱ付きの人参なんてそうは手に入らないですよね~。これは自分で育てるしかない!!

なんとなく、人参って育てるのが難しそうなイメージがあったのですが、夏に種まきをすると案外育てやすそうです。初心者の私でも育てられるかな?物は試しに、夏蒔きに適した品種の人参の種をゲット♪早速蒔いてみましたよ~。

人参の種まきについて

種まきのチャンスは年に3回。

人参の種まきができる時期は、年に3回あります。

私の住んでいる中間地では、春(3-4月)、初夏(6月下旬ー7月上旬)、夏(7月中旬ー8月中旬)に種まきできる様です。

初心者には夏蒔きが良い理由。

夏蒔きは比較的成功しやすいそうです。というのも、人参は小さいうちは暑さに強く、逆に小さい頃に寒いとトウ立ちしてしまうそうです。夏に種まきをすれば、苗が小さいうちは夏の暑さに耐え、トウ立ちの心配も無いから上手く行きそうですね。

人参の発芽は難しい。ならば梅雨を利用すればいい?

「人参は発芽したら半分は成功」と言われるほど、発芽に失敗しやすい野菜のようです。人参の種は吸水しにくく、更に好光性種子であるため土を厚くかけられないため乾燥しやすい、などが理由です。

だったら乾燥の心配が無い梅雨のうちに種まきしたら良いのでは?と考えました。私の住んでいる中間地では、梅雨が7月半ばまで続きます。

早速種を購入!

買ったのは夏蒔きに適した品種

夏に蒔ける人参の種を探したところ、Green Field Projectから7-8月が蒔き時の種を見つけました!その名も「夏まき五寸ニンジン」。本当はミニ人参のほうが栽培が簡単そうで欲しかったのですが、売り切れていたためこちらを購入しました。5寸=15cm!そんな立派な人参、私に作れるでしょうか・・・!

ちなみにこちらの種は国産の有機種子です。環境にも自分にも優しそう・・・素敵!

固定種だから種取りもしたい。

この種子、固定種なんです!先日のインゲンの記事でも簡単に書きましたが、固定種の野菜からは種取りができるんです!自分で作った種から野菜を育てるって素敵ですよね。。なんだか面白そう~。ということで、人参も種取りに挑戦してみたいと思います♪

人参は小さいうちに10℃以下を経験するとトウ立ちしてしまうということなので、種取には春に蒔くのが良いのでしょうか?う~んどうなんでしょう。

有機栽培で育ててみよう

この種子は、「施肥なしでも栽培しやすい!」そうで、「有機栽培向き」なんだとか。化学肥料のような即効性のある肥料がなくても、少しの肥料で米ぬかなどを土に混ぜ込んでいけば十分育つという意味でしょうか。。

ちょっと調べてみたところ、人参は4か月かけてゆっくり成長するので、化学肥料のような即効性は必要なく、米ぬかなどの有機質がゆっくり分解されてジワジワと養分が効くのが良いんだそうです。

よりナチュラルな有機栽培には興味があります!ということで、知識ゼロですが挑戦してみたいと思います。

種まきから発芽まで

早速種まき

インゲンの種まきと同時に、人参の種まきをしました。ポット6個にばら蒔きし、軽く土をかけ、保湿のためにシングルのトイレットペーパーをかけてみました。あとはベランダに置くだけです。毎日雨に当て、発芽を待ちます。

ガンガン発芽しています。

種まきから5日後、人参が発芽しました。ディルにそっくりでか細いです。セリ科の双葉はみんなこんな感じなのでしょうか。保湿のために置いたトイレットペーパーは、連日の雨ですっかり溶けてしまいました。

種まきから5日後で発芽

梅雨のおかげで超順調に発芽しています。自分には園芸の才能があるのではないかと勘違いしそうなほど、上手くいってしまいました。発芽が悪いかと種を多めに蒔いていたのですが、蒔きすぎたような気がします。勿体ないですね。

種まきから6日後。次々に発芽。

人参はポット撒き厳禁 

ここまで読んでムムっ?と思った方多いのではないでしょうか。そうです、人参は直蒔きしないといけないみたいですね。。。袋には直まきとは書いてあったけれど、絶対にそうしなければならないとは思っていませんでした。

しかし、後々調べてみると、人参の根は直根性でとてもデリケート。ポットまきすると移植の際に根っこが傷ついて太くならないとか。。。なんでも、本当にちょ~っとした刺激でもダメらしいんです。二股になったり太くならなかったり。

あぁなんでポット撒きしてしまったんでしょうね~。インゲンの種まきと一緒に、勢いで蒔いてしまったのがいけなかったんですね~。

(ご法度の)人参の移植

土つくり

始めに書きますが、有機栽培の土づくりは失敗しました。

使うだったのは、野菜用培養土、たい肥、牛ふん、煮干しの粉、米ぬか。しかし、ここで母が要らぬ一言。。。「コーヒーかすも良いわよ!たっぷり使っちゃって~。」なるほどそうかと思い、ちょっとだけ混ぜてみました。しかし思いのほか土が必要で、培養土を10L近く入れてしまいました。ここでなんだか貧乏性が出てしまい、培養土がもったいないな~もっとコーヒーかす入れちゃえ!と、たくさん入れてしまいました。

そして、ここに人参を無理やり移植しました。

後ですぐに知ったのですが、コーヒーかすはそのまま使ってはダメ。野菜の成長を阻害する物質が入っている、とのことです。そもそも酸性ですから土のpHが酸性に傾いちゃうかも??コーヒーかすは、1-2か月かけて発酵熟成させてから使わないといけないみたいです。もう失敗続きでガッカリ~。

無理して移植 

双葉が出そろったところで急いで移植しました。根っこが伸びすぎては移植に耐えられなさそうなので!しかし、ポットから出したら土がホロホロと崩れ。。。もう絶対根っこがやられてしまったと思います。悲しい~。

なんだかグチャグチャ

コンパニオンプランツアブラナ科 

人参のコンパニオンプランツアブラナ科の野菜だそうです。ということで、手元にあったアブラナ科のベビーリーフミックスを種まきしました。ここから、小松菜だけ残して大きく育てる予定です。

虫よけネットで人参を守る 

ここ最近は虫に野菜が食べられて困っていました。そこで、人参は守りたい!と思い、百均で虫よけネットを購入しました。家にあったU字の支柱を立て、ネットを被せました。下からの虫には対応できないかも知れませんが、上からのチョウチョなどは防げるかなと思います。

防虫ネットで覆ったレイズドベッド

おわりに

勢いで初めた人参の栽培ですが、発芽率がこんなにも良かったのに、痛いミスを2つもしてしまいました。果たしてちゃんと育ってくれるのでしょうか。。。人参は採れなくても種だけでも取りたいですね。。。今からすでに弱気です。残りの種を8月に撒き直して、何とか収穫までもっていけたらいいな~と思っています。

アブラナ科(奥)も発芽しました。

人参の成長はゆっくり。収穫まで4か月かかります。ということで、後編は11月かな?それまでに、自分自身も何かしら成長していたいですね~。英語の勉強を頑張ります!