プランター栽培の百均ズッキーニ その後

こんにちは~Mindyです!

今年は梅雨が本当に長いくて夏野菜が全滅!そんな方もいるのではないでしょうか。我が家もそんな感じです。。。

私は今年2月からレタス栽培を始めたのですが、それが思いのほか上手く行きました。そこで、次は果菜だ!と思い、ズッキーニを育てることにしました。

4月半ばに百均でズッキーニの種を買い、プランター栽培に挑戦してきました。そして、種まきから早100日が経過。収穫はできたものの、なかなか厳しい戦いとなり、先日思い切って撤去しました。

ということで今日は、初収穫後から撤去までを書いていきたいと思います~。種まきから初収穫まではこちら↓

なぜ?ズッキーニの雌花が全然咲かない!!

ズッキーニは受粉しないと結実しませんが、それ以前の問題で、雌花が全然咲いてくれませんでした。涙 

小さいまま黄色くなって腐ってしまうズッキーニの雌花

実が付き始めてからは2週間に1度、化成肥料を追肥していたのになぜでしょう。

ズッキーニの雌花が咲かない理由は、以下の様に色々あるそうです。

  • 日照不足
  • 水不足
  • 気温が高すぎる
  • 気温が低すぎる

私の場合は、日照不足が主な原因であると思われます。というのも、6月後半から日照時間が極端に少なくなり、それと同時に雌花も咲かなくなったからです。

日差しがないと、受粉を助けてくれる蜂などが花の色を認識しずらくなるそうです。そのため日差しが無い日が続くと、ズッキーニやカボチャは雌花を咲かせなくなるんだそう。ではなぜ雄花は付けるんでしょうね。不思議です。

害虫の食害はどうだった?

苗が小さい時はナメクジの食害にあっていましたが、大きくなってからは大丈夫でした。

ウリハムシとハモグリバエの食害にあったが、そこまで大きな問題にはならなかった様子。ウリハムシは虫取り網で捕まえて処分。ハモグリバエは葉っぱの中にいるので、葉を指で挟んで潰して処理していました。。。気持ち悪いし罪悪感もあります・・・

ハモグリバエが入ったズッキーニの葉

梅雨入りしてからはワラジムシが増え、ズッキーニの茎を歩いていました。もしかしたら、ワラジムシが雌花を小さいうちに食べていたかもしれません。

うどんこ病がひどかった 

苗が大きくなってからは、害虫は大きな問題にはなっていないようでした。しかし、病気がひどかったです。

梅雨入りしてからは、とにかくうどんこ病との戦いでした。葉っぱに白くつくカビですね。

下の葉からどんどんうどんこ病になった。

うどんこ病は、病気になった葉を取り除いて対応していました。葉っぱはどんどん成長するため良いのですが、晴れ間が一切なく梅雨が長く続いたため、延々と葉を取り除く日々が続きました。

取り除いたうどんこ病になった葉っぱ

どっさり。

下葉を取られ続けたズッキーニ

サッパリ。

茎が長くなり、プランターの外にこぼれてしまいました。ズッキーニをプランター栽培するときは、あんどん支柱があった方が良さそうですね。でないと、重みで茎が割れてしまいます。

マリーゴールドコンパニオンプランツとして働いたのか

今回、プランターマリーゴールドを混植しました。これがコンパニオンプランツとして機能してくれたのかは、正直判断が難しいです。

マリーゴールドは、病気の原因となる線虫を忌避する効果があります。また、害虫の天敵であるテントウムシハナアブを引き寄せる効果もあります。一方で、ナメクジを寄せ付ける性質があるそうです。

実際、マリーゴールドがナメクジにかなり食べられていました。しかし、マリーゴールドが食べられたおかげで、ズッキーニが無事だったとも考えられます。

ズッキーニが害虫被害にあまり合わなかったので、それなりに効果はあったのかもしれませんが、実際に効いていたのかは良く分かりません。

野菜だけでは味気ないので、プランターにお花を混植するのはありかなと個人的には思いました。本当は畑かレイズドベッドでやったほうがいいと思いますが、、、

収穫量発表!

さて、4株のズッキーニを3か月強育てた結果、収穫量はこのようになりました!

a graph of zucchini harvests in summer 2020

・・・わずか3本

寂しい!ちなみに、4株のうち2株しか実を付けませんでした。

特に、7月は全くダメですね。1か月の日照時間が50時間程度だったので、しょうがないですね。

ズッキーニの市場価格が1本100円だとすると、300円分収穫できたことになります。ズッキーニの種が100円だったので、元は取れましたね!(培養土などのコストを無視すればですが笑)

初心者で種から育てたわけですから、健闘した方ではないでしょうか!

潔く諦めてズッキーニを撤収!

日照不足のせいで身を付けず、うどんこ病にかかりっぱなしのズッキーニ。図体がデカく専有面積は広いのに全く成果を出さなかったので、かわいそうですが潔く撤収しました。種まきから3か月強でした。

ズッキーニ4株分のスペースが空いたので、ナス、パセリ、パクチョイ、人参、パクチー、バジルなどを育てていきたいと思います!

まずは梅雨明けを待ち、晴れの日に土を日光消毒する予定です。

ズッキーニ栽培に挑戦して分かった事。

・ズッキーニは場所を取る!

ズッキーニは種類によると思いますが、株が大きいです。直径70cmから1mほどあります。かつ、受粉の確立を上げるために、最低2株は植えた方が良いです。ですから、かなり場所を取ります。狭い庭で家庭菜園をするなら、ズッキーニは辞めた方が良いのかも、、、と思いました。

・ズッキーニは日当たりが大事!

今年の梅雨は特に酷かったのかもしれませんが、ズッキーニは日照が不足すると実を付けませんし、うどんこ病にもかかりやすいです。我が家の庭は日当たりが良い方ではないので、ズッキーニ栽培には向いていないようです。

・ズッキーニは夏蒔きもできる。

日当たりが大事なので、春からではなく、梅雨明けからズッキーニを育てた方が良く育つかも知れません。その際は、早生の種類を選ぶと良いそうです。7-9月に植え直す人が多い様です。ズッキーニはそこまで暑さに強くないそうですし、台風被害も心配ですね。このパターンも難しそう。ズッキーニは育てるのが難しいから、買うと高いんですねぇ・・・

・インドならズッキーニが良く育ちそう。

突然ですが、私の夫はインド人です。私は今、コロナの影響で日本に足止めになっていますが、コロナが収束したらインドに帰るんじゃないかな~と思います。インドなら、夏野菜が育てやすそうですねぇ~。夏野菜をインドで栽培するなんて、家庭菜園好きなら誰でも憧れるのではないでしょうか笑。インドでズッキーニがガンガンできる様子を報告するのが楽しみです!

**結論**

日本でズッキーニはもう育てません。日当たりのいい広い畑があれば良いのですが。