キュウリ長梅雨に苦しむ・・・ 害虫・病気のため潔く撤去

こんにちは~Mindyです!さて、家庭菜園を始めてから半年が経とうとしております。今日は、初挑戦したキュウリのプランター栽培のその後について書いていきたいと思います。

植え付けから収穫までは、こちらの記事をどうぞ♪

5月初めに植えつけたキュウリ、そこそこ順調に育って6月7月と収穫することが出来ました。しかし、今年の梅雨は長かった・・・7月の日照時間はわずか50h・・・ただでさえ日当たりが悪くジメジメした我が家の庭。キュウリは病害虫にすっかりやられてしまいました。対策を講じて効き目があったものもあれば、微妙な時もあり。最終的に、最善と思われる手段を講じました。。。!

キュウリについた害虫たち

庭で野菜を育てると、自分の家の庭に様々な種類の虫がいたことに気づかされます。段々見分けがつくようになってきました。

ウリハムシ 

梅雨入り前によく見かけました。弧を描くように葉っぱを食べていく、黒か赤茶のテントウムシみたいな甲虫です。

・ワラジムシ

ワラジムシが野菜を食べるなんて知らなかったのですが、やたらいるな~とは思っていました。どうやらキュウリを登って主に実を食べていたようです。ジメジメしていたので、結構いました。

小さいキュウリの実を食べるベビーワラジムシ

・ナメクジ

こちらもジメジメしているせいで、沢山いました。葉っぱに這ったあとがついていました。

カイガラムシ

最初は、なんでキュウリにアリがいっぱいいるのだろうと思っていました。よく見ると茶色や白の平たい何かが茎に付いていて。。。それがカイガラムシでした。実はカイガラムシもアブラムシ同様に甘い汁を出すようで、それを目指してアリが来るそうです。カイガラムシもウイルスを媒介するそうなので、見つけ次第取った方が良いそうです。カイガラムシも、ジメジメして風通しが悪いと付くそうです。

カイガラムシの甘い汁を吸うアリ

・黒いカメムシ

ある日気が付いたら、沢山の黒いカメムシがキュウリに集まっていました。。。食害は無かったようですが、葉っぱに卵を産み付けられていました。。。気持ち悪い!!!!!!!!

キュウリの害虫対策

ウリハムシ 

木酢液を薄めてスプレーしましたが、あまり効果が感じられませんでした。直接触るのが怖かったため、虫取り網で捕まえてから、足で潰しました。残酷ですね。見た目が結構可愛いので、罪悪感が凄かったです。。。

・ワラジムシ

ワラジムシはコーヒーの香りが嫌いということで、出がらしのコーヒーを作り、スプレーしました。度々雨が降るのでコーヒーが洗い流され、効果が無かったようです。

・ナメクジ

特に、苗が小さい時に食害にあいました。

ビールトラップ(ビールをカップに入れ、おびき出し溺れさせる)は少し効果がありました。

庭の3か所に設置。3匹だけ処分できた。

卵の殻を蒔くと良いそうですが、支柱から直接キュウリにアクセスできるため効果がありませんでした。

出がらしコーヒースプレーは効果があったような気がします。ナメクジには、カフェインが神経毒になるそうです。香りも良いし、人間に無害で安心ですね。

次は、ニームオイルと銅テープを試そうと思っています。

カイガラムシ 

付き次第、歯ブラシでこすり取っていました。アリが目印になって意外と見つけやすかったです。

カメムシ

母が手で捕まえて処分してくれました。。。。卵からかえったベビーたちは、クモが食べてくれました。

キュウリに付いた益虫たち

そう、害虫だけでなく、益虫もいたんです。

小さいカマキリと、黄緑色のクモです。トカゲもよく見かけます。私は虫も爬虫類も大嫌いですが、トカゲとカマキリは可愛く思えて仕方ないです。

我が家の小さい庭にもこんなに生態系があるなんて。。。家と会社を往復するだけの毎日では、気が付けなかったです。

キュウリを襲った病気

うどんこ病

葉っぱが白くなるうどんこ病。幸い、キュウリはほんの少し付いただけでした。

・他のカビ系の病気 

7月後半から拡大し、取り返しのつかないところまでいってしまいました。何の病気かは分かりませんでした。炭疽病でしょうか。それとも虫に食べられたあとなのでしょうか。

キュウリの病気対策

薬は使いたくなかったので、病気の葉を取っていきました。

一時は子ヅルを伸ばしてぐんと成長しそうだったのですが。

7月後半から病気が広がり、病気の葉っぱを取っていったらこんなにスッカスカになってしまいました。汗 

高校で禁止されていているヘアスタイル、ツーブロックになったキュウリ

子ヅルが伸びてきていることろもあり、まだもう少し頑張れそうな気もしましたが、完全撤収を決断しました!

こんなに葉っぱが少ないので。もう無理でした。

ディルはコンパニオンプランツとして効果はあったのか

ディルはキュウリの害虫となるハダニを寄せ付けない効果があるそう。

また、ディルはハナアブウリハムシの天敵)・テントウムシ・カマキリなど、キュウリに付く害虫の天敵を寄せ付けるそうです。

一応花を付けたディルも、人知れずうどんこ病にかかっていました。はぁ~

では、果たしてディルはコンパニオンプラントとしての役割を果たしてくれたのでしょうか?

害虫のハダニは見かけませんでした。益虫のハナアブテントウムシも見かけませんでした。しかし、カマキリはいたので、少しは害虫駆除に役に立ってくれたのかな?

小さいカマキリがキュウリに住み着いていました。

ちなみに葉ネギも一緒に育てましたが、ひょろひょろで小さかったため効果は無かったのではないかと・・・

キュウリのプランター栽培。気になる収穫量を発表!

今回は、風神1株、夏すずみ1株を育てました。

風神は15本、夏すずみは8本、合計23本採れました。ちょっと寂しい感じもしますね。でもまぁ、こんなものでしょうか。最低目標の20本は達成できました。

この収穫量なら、1人暮らしであれば2株育てればキュウリを買わなくても済みますね。

今回、キュウリの苗2株を400-500円で購入しました。キュウリが3本で100円とすると、759円分収穫できたことになります。元が取れましたね!(培養土などを無視すればですが笑)

とはいえ、7月後半は日照不足のせいでキュウリがいびつな形でした。

日照不足で曲がったキュウリ。

キュウリの病害虫対策最後の手段!遅植えに挑戦!

イマイチな結果でも諦めません!キュウリ栽培、まだ出来ることはあります!

トマト・ナス・キュウリなどの夏野菜は、春に植えつけし、夏に収穫するものだと思っていませんか?私はそう思っていました。

でも実は、7月8月から夏野菜を育て始めてもちゃんと収穫できるそうですよ!

最近では10月になっても暑い日が多いですよね。ですから、実は結構色々夏野菜の遅植えって出来るみたいなんですよ。かぼちゃやズッキーニ、インゲン豆やバジルなんかもいけるそうです。

ただ、寒くなると成長が悪くなるので、早生種を選ぶのが良いらしいです。秋に収穫する夏野菜は、味が凝縮して美味しいそうですよ~。

本当は8月半ばまで収穫できるはずだったキュウリ。長梅雨に耐えきれなかったら、潔く撤収し、新たに植え直した方が良いですね。これが、私の見つけた最善の次の一手です!

まずはプランターの土を消毒しないとですね。。。

[2020/9/28追記]

秋キュウリのプランター栽培はこちら↓