南インド家庭料理:インゲン豆のスパイス炒め(Rajima Masala)
なますて~Mindyです!
思いがけずインド人と結婚し、義母の美味しい南インド料理にすっかりハマってしまった私です。普段は義母のレシピをご紹介していますが、今日は義妹が作ってくれたお料理を紹介します♪
お料理上手は遺伝するみたい♪
彼女がパパッと作ってくれたのは、ブラックビーンズの水煮缶を炒めたドライカレーのような物です。正式な名前があるのか分からない上に、南インドのお料理なのかも良く分かりません。笑
というのも、インゲン豆は北の方でよく食べられていて、南ではあまりポピュラーではない様なので。
このお料理は、お豆の水煮缶があれば一瞬でできてしまう超特急メニューなので、料理は面倒だけれどインドっぽいものが食べたい、という時に便利です。何より簡単にできるのに美味しいです。
お豆は栄養豊富なので、ベジタリアンやヴィーガンの方にもおススメのメニューです。
義妹が作ってくれたお豆は、火を噴くほど辛かったですね~。レモンを絞ると辛みが弱まると教えてくれましたが、全く効き目が無かったです笑 辛くて豆を食べきれないのでご飯を追加して、すると彼女が豆が足りないと豆をよそってくれて・・・
あわや無限ループに陥りかけた、思い出の1品です笑
インゲン豆のスパイス炒めの材料 (3-4人分)
- サラダ油:大さじ2
- クミンシード:小さじ1/2
- ブラウンマスタードシード:小さじ1/2
- 玉ねぎ:大さじ1-2
- ジンジャーガーリックペースト:小さじ1
- チリパウダー:お好みで
- コリアンダーパウダー:小さじ1
- トマト:大さじ1-2
- インゲン豆の水煮:1缶
- 塩:適量
- レモン:適量
スパイスが無ければ、カレー粉で代用してもOK。
インゲン豆の水煮は、金時豆・トラ豆など、何でも良いです。もちろん缶でなく自分で茹でてもOK。
ジンジャーガーリックペーストは、生姜とニンニクのすりおろしを混ぜたものです。
インゲン豆のスパイス炒めの作り方 (10分)
1.缶詰の豆を水でサッと洗い、缶の臭みを取る。ザルにあげて水を切る。
2.フライパンに油を熱し、クミンシードとブラウンマスタードを加え香りを出す。
3.みじん切りの玉ねぎを加えてよく炒める。
4.ジンジャーガーリックペーストを加え、香りが出るまで炒める。
5.コリアンダーパウダーとチリパウダーを加える。
6.みじん切りにしたトマトを加えて炒める。
7.洗っておいた豆を加え炒める。
8.塩を加えて味を整える。ご飯と一緒に食べるので、濃い目の味付けがおススメです。
9.火を消し、レモンを絞って完成。
インゲン豆のスパイス炒めの食べ方
ご飯と一緒に食べる
お豆がドライなので、チャパティやナンではなく、ご飯と食べるのがおススメです。できれば本場の様に長粒米と合わせると最高です。
私は国産長粒米のホシユタカを使っていて、このブログでおススメしてきました。お米の炊き方は、水とお米を1:1と紹介していましたが、これだと芯は残りませんが、硬めに炊きあがります。炒めご飯には良いかもしれませんが、カレーに合わせるにはちょっと硬いかと思います。
カレーと食べるなら、やはりお米に対して水を1.5倍量加えると柔らかく仕上がって美味しいです。インドで食べていた柔らかさになりました。普通の長粒米を使うなら、お米と水の割合は1:2にして下さい。
付け合わせはスパイシーな目玉焼き
インドの目玉焼きは美味しいです。シンプルな調理法で、素材の美味しさを改めて感じさせてくれます。
作り方は簡単で、多めの油で両面焼くだけです。塩と胡椒を効かせるととても美味しいです。辛いのが好きなインドの皆さんは、チリパウダーを沢山かけて焼きます。これはこれで美味しそうです。
手で食べる
やはり本場の様に、手でお米とよく混ぜて食べると美味しいです。手で混ぜるとお米に味が良く絡むんですね~。私は日本ではスプーンを使って食べるので、何か物足りない感があります。お豆がドライなので、味が絡まないのですね。
消化を促進する物と一緒に
義母によると、イモ・インゲン豆・ひよこ豆は消化に悪いそうです。体質にもよると思いますが、確かに沢山食べるとお腹が張りますね。
ですから、インゲン豆を食べるときは消化を助ける物と一緒に食べると良いそうです。
義母がいつも使うのは、フェヌグリークの葉、Methi。フェヌグリークの種はスパイスとして用いられますが、スプラウトも野菜としてお料理に使います。とはいえ、日本では乾燥したものしか手に入りませんね。
ペパーミントティーも消化を助ける働きがあります。ですから、これを食後に飲むのもおススメです♪
フェヌグリークの種は土に埋めたら芽が出るのかな?試してみたいと思います(=゚ω゚)ノ