インド人との国際結婚の手続き:インドで結婚する場合②

なますて~Mindyです。梅雨で気温の変化が激しく、消耗しております。私だけでなく、野菜たちも元気が無く、ズッキーニとキュウリがうどんこ病にかかりました。あ~ジメジメした梅雨をなんとか乗り切りたいですね!

さて今日は、「インドでの結婚手続き」の続きです。前回の記事はこちらです。まずはこちらから目を通してください。

日本で必要な書類を準備できたら、だいたいやることは終わりです。ということで、この記事では、書類集め以外の作業&インド渡航から結婚手続き完了までを書いていきたいと思います!

インド渡航前にやること

ワクチン接種

書類の準備と並行して行いたいのが、ワクチン接種です。外務省のHPを見ると、「インドは感染症のデパート」みたいなことが書いてあります。ですから、長期滞在の場合はワクチンは打っておいた方が良いと思います。

詳しくは、外務省のHPをご参照ください。

https://www.in.emb-japan.go.jp/Japanese/Medical_New/vaccines2.html

航空チケット入手

チケットの取り方は人それぞれかと思います。私はいつも、Skyscannerで候補のチケットを探し、航空会社のHPからチケットを買っています。

オンラインでeツーリストビザを取得

インドに渡航するにはビザの取得が必要です。eツーリストビザはオンラインで取得できます。詳しくは下記サイトをご参照ください。

https://5star-traveler.com/india-evisa

インドへ渡航する

余談ですが。。。

書類をしっかりと準備していざインドへ!!意気揚々と出発したのですが、ちょっとしたハプニングがありました。

入国審査にはeビザのコピーが必要なのですが、私はなぜかビザ申請書を持って行ってしまいました。なんていう凡ミス!イミグレーションで指摘されヒヤリとしましたが、スマホでeビザのメールを見せて、事なきを得ました。焦りました。

そしてもう1つハプニング。。

eツーリストビザは1回の滞在が最長180日なのですが、パスポートのスタンプを見たら90日になっていました!イミグレのお兄さんが何月何日までねっと言っていたはずなのですが、ふんふん聞き流していました。。英語の数字って頭に入ってこないんですよ私。。。当然180日もらえると思っていたので、気が緩んでいたのかも知れないです。結婚手続きはスムーズにいって最低2か月はかかり、書類不備などトラブルがあればもっと長くなるので、3か月だと足りないかも知れない。。。

慌ててイミグレのお兄さんのところに戻り、6か月にしてとお願いしたのですが、取り付く島もなし。結婚手続き終わる前にビザが切れちゃうかもしれないからお願い!と頼みましたが、結婚するんでしょ、大丈夫大丈夫、FRROに電話してね~。と言われ、、、変更は認められませんでした。。。

というか、焦っていると何も頭に入ってこないですね。FRROなんて聞いたことが無かったので、FFRR。。?何?!みたいな感じでした。

その後、頭に残ったFとRを頼りにビザの手続きをしていくのでした。。。

インドに着いたらする事

なんとか無事に?イミグレを通過し、夫の家にたどり着きました。まずは1か月、ただただインドに住み、結婚の要件を満たすことに努めました。

在留届提出

海外に3か月以上滞在する場合、その地域を管轄する日本大使館または総領事館に在留届を出すことが義務付けられています。登録すると、自分が滞在している地域の注意喚起など、日本大使館からメールが届きます。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html

インドの健康保険に入る

日本の海外旅行保険は適当なものが無く(そもそも旅行ではないですしね)、インドの会社の外国人向け健康保険に加入しました。相方に探してもらって加入してください。

提出用に証明写真を撮る

結婚手続き用に写真館で証明写真を取りました。サクッと終わりました。

Marriage Officeに書類提出

インドに移住して1か月経ったら、Marriage Officeに書類を提出に行きます。相方が書類の内容を説明したり、列に並んでスタンプを貰ったりしていたような気がします。「私の住所が英語で記載された公的な書類の原本」を要求されましたが、無いと伝えたところ、日本大使館に私の住所が正しいか確認してもらうことになりました。

特に書類の不備を指摘されるようなこともなく、パラパラと書類に目を通して終わりました。ここから1か月間、掲示板に2人の写真張り出され、objectionが無いか待つ1っか月に入ります。

1か月間No Objection待ちをする

インドの生活にも慣れ始め、普通に過ごす1か月でした。ひたすらインドの野菜を大量に切っていました。

結婚前日の準備

余談ですが。。。

結婚の前日に近所でメヘンディーしてもらいました。私たちはちょっとオシャレして写真を撮るだけだったので、手だけメヘンディーしてもらいました。足は自分で書いてみました。結構楽しかったです。

そういえば、メヘンディーの色が濃いほど良い夫に恵まれるという迷信がインドにはあります。私のはかなり濃く、黒に近い色になりました!まぁ、手汗のせいでしょうね(夢が無い)。

渡航から2か月後に婚姻手続き完了

Marriage Officeへ出向き、書類を提出。結婚には3人の証人が必要です。私たちの場合は、夫の家族が証人になってくれました。役所では1時間以上待たされ、扇風機しかなかったので汗だくになりました。ようやく偉い人のところへ呼ばれ、渡されていた宣誓書を読み上げ、晴れて手続き終了。婚姻証明書の発行も同時にしてもらいました。

その後サリーに着替え写真を撮りに行き、レストランでディナーしました。1日たっぷり汗をかき、全身に蕁麻疹が出て終わりました。凄く疲れました。ヒンズー教の結婚式は1週間かかるそうなので、相当疲れるだろうなと思います。。Registered marriageで良かった。。。

Visa Xの申請

晴れて結婚手続きが終わったので、次に取り掛かるべきはビザの延長です。上記の通り、私の場合1回の滞在が90日まででした。

eツーリストビザの滞在日数延長申請とビザXの申請を同時にしました。申請はFRROのHPからオンラインで行い、無事にビザの更新が出来ました。併せて外国人登録も完了しました。

これについては、別記事に書いていきたいと思います。

さいごに

長くなりましたが、これが私の経験した結婚の流れです。

書類集めにカリカリしましたが、蓋を開けてみたら「あんなに頑張って書類集めた意味があったのだろうか」と思うほど、アッサリと手続きが終わりました。

インドといえば賄賂!と思っていたのですが、最近は支払いが電子化されたり、賄賂を撲滅しようという動きもあるらしく、賄賂を渡す瞬間を見ることなく嫌な思いもせず、スムーズに手続きが出来ました。書類に不備があったら賄賂を要求されたのかな?

個別のケースによって色々と異なることがあると思いますが、この記事が誰かの役に立てば幸いです!