海外1人旅の始め方:旅行計画の立て方完全ガイド

こんにちは~Mindyです!私は旅行が大好きで、特に海外に1人で行くのが好きです。今までに、ニュージーランド・カナダ・イギリス・台湾・シンガポール・香港などに1人で行きました!

とはいえ、私が初めて海外1人旅を計画した時は、何から始めたいいのか分からない、何に気を付けたらいいのか分からない等、不安でいっぱいでした。

この記事では、当時の私の様に、海外1人旅に興味はあるけど不安、、という方向けに、海外1人旅の計画の立て方について解説していきたいと思います。

自分で旅程を組み、宿など全ての手配を自分で行う旅行は準備が大変ですが、自分好みの旅程を組めます!自由度が大きいのがなんといっても1人旅の魅力です。

*この記事はゴリゴリのバックパッカー向けではありません。安価に治安の良い地域をのんびり1人で旅したい方向けです。

*この記事は新型コロナウイルスが落ち着いた、平常時を想定して書いています。コロナが流行している現在は、そもそも海外旅行には行けませんし、海外旅行に行ける状態に戻ったとしても、しばらくは平時と異なる状況であろうことをご承知おき下さい。

いつから計画を立て始めればいいの?

旅行するには、ホテルと飛行機を押さえる必要があります。ですから、遅くとも1か月半前には動かないといけません。GW・お盆・年末年始などのハイシーズンに旅行するのであれば、3か月前でも人気のホテルは予約でいっぱいということもあります。

空いている時期なら2か月前、ハイシーズンなら3-4か月前にはホテルと飛行機の予約をしましょう。

ということは、旅の計画を立て始めるのはそれよりももっと前、ということになります。なぜなら、予約前にリサーチすべきことがあるからです。

それでは、旅の立案から出発までの流れを見ていきましょう。

海外1人旅 計画の立て方:概要

旅の計画は、こんな流れで立てていきます。

  • パスポートを作る。
  • 大まかな日程を決める。
  • 予算を決める。
  • 旅行先を決める。
  • 飛行機のチケットを押さえる。
  • 宿を予約する。
  • ビザを取る
  • 空港までの移動方法をチェック。
  • 持ち物をチェック。必要なものを購入。
  • 現地情報を確認。
  • 語学力を向上させる。
  • お金の持って行き方を決める。
  • 学生なら国際学生証を作る。
  • 海外旅行保険に加入する。
  • 荷造り

この順番に従うというよりは、同時並行で取り組んでいきます。

旅の準備で特に大事なのは、パスポート・ビザ・航空チケット・宿・海外旅行保険・クレジットカードです。

では、早速細かく解説していきます。

海外1人旅 計画の立て方:詳細

パスポートを作る。

海外に行くにはパスポートが必要です。パスポートの発行には最低1週間かかるので、早めに手続きを開始しましょう。パスポートの取得については、外務省のページを参考にしてください。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/pass_2.html

既にパスポートを持っている方は、パスポートの有効期限が迫っていないか確認しましょう。国やビザの種類によって必要な残存有効期間が異なります。何か月残っていれば十分なのか、事前に確認しておきましょう。

日程を決める。

まずはザックリと、旅行の日程を決めます。可能であれば、ハイシーズンを避けて安く旅行できる日程を選ぶと良いですね。

日程を考える際には、旅行先の気候もチェックしましょう。いくら安いシーズンだったとしても、雨季や極寒など、天気の悪い季節は避けた方が無難です。実際、3月にフランス、8月にニュージーランドに行ったことがありますが、寒くて雨も降って結構辛かったです。旅行自体は楽しかったですが。。。

予算を決める。

旅行にいくら使うか決めましょう。旅行先や宿泊施設のグレード、旅行する時期でかかる費用は大きく変わります。内容次第で、10万円以内のプランもあれば、30万円近くかかるプランも作れます。

例えば、私がハイシーズンにシンガポールに1週間、ゲストハウスの相部屋に泊まった時は、18万円近くかかりました。また、ハイシーズンに台湾に1週間、ゲストハウスの相部屋に泊まった時は、12万円ほどに収まりました。

予算に関しては、別の記事で詳しく書いていきたいと思います。

旅行先を決める。

日程と予算を考えつつ、旅行先を選びます。

1人旅初心者は、治安が良い国を選びましょう。気になる旅行先を見つけたら、ネットで調べたり、ガイドブックを立ち読みすると旅のイメージがわいてくると思います。

初めての1人旅は、乗り継ぎではなく直行便で行ける場所を選びましょう。乗り継ぎで大きい空港を1人で移動するのって、ちょっとハードルが高いですよね。大きい空港では電車やバスに乗ってターミナル間を移動しないといけません。まずは直行便は乗継便より割高であることが多いですが、直行便を選ぶことをお勧めします。

1人旅初心者におススメなのは、日本からの観光客が多い台湾・台北や韓国・ソウルです。結構日本語が通じますし、漢字表記を理解できるので安心します。英語圏では、治安が良いシンガポールニュージーランドオークランドなどもおススメです。

1人旅初心者におススメの旅行先について、詳しくはこちら。

飛行機のチケットを押さえる。

飛行機のチケットは、Skyscannerを使って検索し、航空会社のサイトから購入しましょう。

私が初めて航空チケットを買った時は、旅行代理店のカウンターまで行きました。しかし、今は自分で航空会社から直接オンラインで購入しています。とても簡単ですよ。

まずはSkyscannerを使って、候補の便を探します。発着時間・値段・航空会社をよく確認しましょう。

Skyscannerとは、横断型の航空券検索サイトです。これを使えば、わざわざ複数のサイトで航空券を検索する必要が無く、一括で検索できます。

https://www.skyscanner.jp/

どの便に乗るか決めたら、その航空会社のHPからチケットを購入します。代理店の方が若干安いこともたまにありますが、大して変わらないので私は航空会社から購入しています。

航空券の選び方・購入の仕方については、こちらの記事をどうぞ。

*脱線しますが、何度か飛行機に乗る予定のある方は、ぜひマイルを貯めましょう。マイルがたまると、商品と交換出来たり、国内線のチケットに交換できるので、貯めない手はないです!私は最近Amazonギフトカード1万円分に交換しました♪

マイルに関して詳しくは、別の記事に書いていこうと思います。

宿を予約する。

飛行機のチケットと一緒に予約をしたいのが宿泊施設!旅の良し悪しを決める大事な項目です。

宿泊施設を探すには、Booking.comのようなホテル予約サイトを利用します。

Booking.comは日本の宿を取るときにはイマイチですが、外国の宿泊施設を予約するのにはとても便利です。Booking.comを介して予約を何度かすると、「ジーニアス会員」になり、ディスカウントしてもらえますよ。

宿を探す際にまず考えたいのが、どんな宿泊施設に泊まるかです。宿泊施設のタイプは、ホテル、B&B(朝食付きの民宿みたいなところ)、ゲストハウス、ユースホステル、アパートメントホテル(キッチン・洗濯機などが付いている)などがあります。

安価に済ませたいならば、ゲストハウスやユースホステルがおススメです。意外とオシャレで清潔なところも多いですよ!

値段だけでなく、立地や設備、支払い方法、レビューもしっかりチェックしましょう。

空港からのアクセスも必ず確認しましょう。とても素敵な宿だったとしても、空港からのアクセスが悪かったら諦めた方が良いです。

宿の決め方については、詳しくはこちらをどうぞ。

ビザを取る。

ビザ(査証)とは、端的に言うと、「入国許可証」のようなものです。

日本のパスポートなら、ほとんどの国に観光ビザを取らずに入国できます。

ただ、最近では、空路から入国する際に事前に電子ビザの取得が必要な国も出てきました。

例えば、カナダに行く際には、eTAをオンライン申請しておく必要があります。アメリカの場合は、乗り継ぎをするだけでも1度入国扱いになるため、ESTAの申請をしておかなければなりません。インドは、ビザオンアライバル(現地の空港到着時にビザを発給してもらうシステム)もありますが、万が一却下されては困るので、やはり事前にe tourist Visaを申請します。

自分の行きたい国は、事前に観光ビザや電子ビザの申請が必要なのかどうか、事前に確認してくださいね。

空港までの移動方法をチェック。

自宅から出発する空港までの移動方法と運賃を確認しましょう。必要であれば、電車の特急のチケットや、高速バスの予約をしておきましょう。

高速バスは荷物を運ぶ必要が無く便利ですが、渋滞に巻き込まれ到着が遅れるリスクがあります。ハラハラしたくないので、私は、行きは必ず電車、帰りは高速バスを利用するようにしています。もし行きに高速バスを利用する場合は、最低でも出発時間の4時間前に到着するバスに乗りましょう。

持ち物をチェックし、必要なものを購入。

旅行に必要な持ち物のチェックリストを作りましょう。そして、必要なものは早めに購入しておきましょう。

トランクは必須ではありませんが、大きなバックパックを背負って移動するのは大変ですから、出来ればトランクを持って行った方が良いと思います。

相部屋に泊まるのであれば、南京錠、S字フック、小さい物干しグッズなどを持っていくと役立ちます

その他、パスポートのコピーと保険会社の連絡先、カード会社の連絡先、カード番号等控えたものも用意しましょう。

1人旅の持ち物リストに関しては、詳しくはこちらをどうぞ。

現地情報を確認。

現地の基本情報を調べていきましょう。

気候や治安はもちろんのこと、他にも知っておくべきことがあります。

現地の電圧とプラグの形状は忘れず確認しましょう。現地でコンセントの穴の形が違うことに気が付き、スマホが充電できない。。。となったら面倒です。ぜひ、事前に調べ、必要であれば海外コンセント用変換プラグを買っておきましょう。結構安く手に入りますよ。

そのほか、チップを払うべきなのかとか、現地のマナーや挨拶を調べると良いと思います。

また、旅先のネット環境も確認しましょう。日本よりもフリーWi-Fiが使えるところが多いと思います。

旅行に必要な語学力をつける。

単身で海外へ行く場合、頼れるのは自分だけです。ですから、最低限の語学力は絶対に必要です。

1人旅に必要な語学力、トラベル英語の勉強方法など、詳しくはこちら。

お金の持って行き方を決める。

旅行先で使うお金は、クレジットカードをメインに、細かいものを買う時用に現金を少額(2-3万円)持って行くと良いです。

現金は盗まれても保険が効きません。一方、クレジットカードならすぐに止めることができます。海外は日本よりもクレジットカードが普及していて、小さいお店でもカードが使える場合がほとんどです。ですから、安全のためにも、クレジットカードを持って行きましょう。

とはいえ、海外では、クレジットカードがエラーで使えないことがしばしばあります。恐怖ですね!ですから、現地通貨は少し持って行った方が安心です。また、クレジットカードは、visaとmaster cardの2種類あった方が安全です。

クレジットカードを作るのは時間がかかりますから、早めに手続きを始めましょう。既に持っているクレジットカードの有効期限も必ず確認し、旅行中に切れることのないように!

お金の持って行き方・両替の仕方について、詳しくはこちら。

学生なら国際学生証を作る。

これはオプションですが、学生であれば国際学生証を作っておくと良いかもしれません。大学生協などで発行できますよ。

国際学生証を作ると、博物館などに学割で入れます。詳しくはこちらを参照してください。

https://www.isicjapan.jp/ja/the-cards/isic-student-card/

荷造り。

面倒ですが、荷造りも早め早めに始めましょう。

荷物が重くて運ぶのが難しい場合や、空港までの移動にラッシュ時の電車を使わなければならない場合は、空港まで荷物を事前に送っておいた方が良いです。QLライナーなどがこういったサービスを提供しています。出発の3日前くらいには発送しないと間に合いませんから、早め早めに荷造りをしておいた方が良いです。

とは言え、1人旅はなるべく荷物少なく身軽にしたほうが良いです。空港に送るくらい重くなってしまうのは、良くないかも知れませんね。

旅から帰ってきたら、旅行に使うグッズはトランクにしまっておくと、次回旅行するときに楽です。

荷造りのコツについて、詳しくは別記事に書いていきたいと思います。

海外旅行保険に加入する。

海外旅行保険に入るのは必須です!もしものことが起きた時に困らないように、海外旅行保険には入っておきましょう。オンラインで簡単に加入できますよ。

出発前に空港で保険に加入することもできますが、事前にネットで購入するよりもかなり割高に感じだことがあります。直前にバタバタすると良くないので、事前にネットで購入することをお勧めします。

クレジットカードに海外旅行保険が付帯しているものもありますが、疾病死亡などカバーされない項目があります。ですから、海外旅行保険に加入することをお勧めします。

たびレジに登録する。

海外旅行に行く際は、たびレジに登録すると安心ですよ。たびレジとは、旅行者がいつからいつまで海外にいるのかを外務省に知らせることで、旅行先の安全情報・注意喚起などを受け取れるサービスの事です。安全のためにもぜひ登録してくださいね。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

家族に宿泊先・旅行の日程・便名を伝えておく。

旅行の前には必ず、家族や近しい人に行き先と乗る飛行機の情報を伝えておきましょう。

空港まで移動する。

空港には遅くとも2時間前に到着するようにしましょう。電車が遅れたり、バスの場合は渋滞にはまってしまうかも知れません。早め早めの行動が吉です。空港のお店を見るのは楽しいですし、意外と簡単に時間は潰せますよ。

最後になりますが、ここまで読んで「やっぱり海外1人旅は大変そうだな」と思った方もいるかと思います。海外1人旅に行くことのメリットについて書いた記事もあるので、読んでみてください♪準備は大変ですが、得られるものは大きいですよ!